陶板の話

地鶏をもっと美味しく食べたい・・・ 地鶏を焼くならシンプルな塩焼きが一番・・・ 炭火焼が美味しいのは、分かっているけれど、家の中では、どうも・・・かといって、ホットプレートでは・・・ そんな悩み一発解消・・・!「かしわの川中」オリジナルの陶板があります。

 ➤ 「かしわの川中」オリジナル陶板について

直接火にかけられる陶器製の板で、陶器の性質上、抜群の蓄熱性、保温性、安定性があり、何よりも陶板から発する遠赤外線効果により、素材(地鶏)の中をふっくらジューシーにあたかも炭火で焼いたかのように仕上げることが出来ます。
もう一つの陶板の魅力は、芸術性です。すぐれた料理器具としてだけでなく、視覚的にも見応えがあり、他の用途にも十分対応出来る様な陶板を耐火性のある信楽焼に求めました。
陶芸作家中川睦さんにお願いすることで希望通りの作品に仕上がったと自負いたしております。

 ➤ 信楽焼について

信楽焼は、日本六古窯(瀬戸・常滑・丹波・越前・備前・信楽)の一つで、無釉硬質土器の須恵器(すえき)に端を発し、淡水層(古琵琶湖層)の粘土特性を生かし、耐火性にすぐれた焼締め陶器としての信楽焼の歴史は、平安時代にさかのぼります。
登り窯や穴釜における「古信楽」の特徴は、火色、ビードロ、焦げといった土味にあります。
現在においては、土味を生かしたもののほか、有名な「狸」は、もちろんのこと、生活に密着した様々な信楽焼が作られています。

窯元うつわについて
文久元年来続く、信楽「雲井窯」に四男として生まれた陶芸作家中川睦さんが開いたのが、食器専門店「窯元うつわ」。
信楽焼の風格に使いやすさと丈夫さを加えた、たいへん実用的な食器を作り続けておられます。